吉田町牧之原市広域施設組合

　吉田町牧之原市広域施設組合清掃センターにおいて、中型自動車の免許が必要な車両の運行にあたり、当該免許を有していない職員を運行の業務に従事させていたことが判明しました。

〇期　間　　　令和２〜５年度

〇運行者　　　職員（２０代、主任）

〇内容など

　当清掃センターでは、運搬用として車両（ダンプ）を保有していますが、この車両の運行に際しては、中型自動車免許が必要であるところ、準中型自動車免許までしか有していない職員を令和２〜５年度までの４年間に、施設敷地内を３９回、公道を２７回、計６６回の運行業務に従事させていたものです。

　職員の免許の状況等確認について当組合では、年度当初に有効期限確認のみで、車両別の種類適合の確認を実施しておりませんでした。

　今回、５月２８日に内部からと思われる投書があり、確認を行ったところ、事実が判明したものです。

　本件について、令和６年４月当初、当該職員が清掃センターからリサイクルセンターに配置換えとなり、その際、他の職員から当該職員の免許では一部運行できない車両があること及び昨年度までの清掃センターでの本件の疑いについて、所属長等に報告がありましたが、所属長等は当該職員による新たな配置での運行できない車両の運行は禁じたものの、昨年度までの事実に関する調査及び当組合管理者（吉田町長）への報告等を実施しておりませんでした。

　なお、本件について、牧之原警察署には本日申し出いたしました。

　本件を受け、当組合では、直ちに車両に限らず施設管理に必要な免許資格等を一元管理するなど管理体制を見直すとともに、所属長を含む関係職員に対する処分などについて厳正に対処してまいります。

〇管理者（吉田町長）コメント

　今回の不祥事により、住民の皆様に公務への信頼を大きく損ないましたことを改めて深くお詫び申し上げます。

　管理体制を見直し、今後このようなことが二度とないよう、適切な管理を徹底してまいります。